おっさんの週末

ダイワカーズ代表のおっさんが綴るダイアリー

BAJA1000 RM386BOLA BAJAピット8へ

思い出したようにBAJA1000(笑)

2010BAJA1000ピット8を目指し...国道?へ
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(国道っぽいとこに出て、ダラダラ走ってます)


夜になり走ってると

周りは、ほとんど真っ暗で
何も見えない感じなんですけど

なんとなく五感全部使ってる感じで…

普段、日本ではコース以外はほとんど走ったことなくて
林道なども、春に参加させてもらった5Dラリーだけ
ツーリングもしたことないので…。

そんなんなのに、全く知らないメキシコ

油断してると、いきなりコース状況が変わるので
恐る恐る走りながら、全身でコース状況などを
感じながら走ってました。

しかも、ライト暗っ(笑)


アスファルト道路走り出した時に

オンコースにいるのかしばらく心配で…

コース上にいると確信してからは

思い出したように、制限速度60マイルを意識して…

気がつくと53マイルぐらいで走ってましたが(;´Д`)


2010BAJA1000ゴードンに...
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上の動画、50秒あたりでレッドブルのトラックに抜かれます。

おっゴードンか?
ダカールラリーをテレビでしか見たことない自分は

「お~~~、あのゴードンに抜かれる~」
と、なぜか喜んだり
でも、ゴードンではない( ̄▽ ̄;)

 


国道?では速度制限があるので、ゆっくり抜かれますけど


2010BAJA1000#270X BAJAピット8へ

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2分あたりで、自分、初めてのBAJAピットへ入ります。

いろいろやってくれるんで、なんか偉そうな気分(笑)

しかし…、ピット出たら

ライト点いてないし(泣)

頭真っ白

ピットまで、戻るんが正解。

しかし、頭真っ白な自分は

ヘルメットライトで走りだす。

見えん…

後ろのライダーに前に行ってもらい

ついて行くことに…

途中、飛び石くらった瞬間にライトON!


2010BAJA1000#270x...トロフィートラックに...
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16秒あたりでトロフィートラックに抜かれる(怖)

2010BAJA1000#270xBAJAピット9を目指す
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1分25秒あたりで…

2010BAJA1000...続トロフィートラック
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2010BAJA1000TeamOGUshow#207x
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このたりは、しばらく割と広い道だったので
抜かれても、怖って思うだけですけど


この先、トラック通るんか?みたいな細いとこもあったりで

一番怖かったのは

林道のサンドコースで、4輪の轍ぎりぎりに砂が盛り上がっていて
周りはサボテンも…

後ろからトロフィートラック来たら、逃げるとこは…

砂で盛り上がったサボテンの中

スタッフさんから

「絶対、危ないとこで譲っちゃダメ」って言われてたんですけど

あの眩しいライトで照らされ、インベーダーゲームのような威嚇音と

イライラしながらアクセル吹かす

そんなモンスタートラックに背後つけられ…

脳裏には「ダストトゥグローリー」で前のバギーを後ろからつっつく映像…

当てられたら、一発じゃん!(泣)

もうビビリまくりで、砂で2、30cm盛りがってる横へ飛び込むように

逃げる!、もちろんサボテンをよけて

砂で盛り上がったとこを斜めに上るので

車道側にまくれたら…

ほんま命がけ(汗

それを何度も繰り返し…

「オレ、こんなとこで何しよんじゃろ?」と

泣きたくなりましたが(笑)


今はねぇ、笑って言えますけど…

思い出してみても

あの時は、ほんま怖かった

まだ狭いガレ場や、片方が崖

そしてシルトと呼ばれる粉のような砂

すぐ膝まで埋まります。

そんなとこでも、後ろから来るトラックに

おびえて…

なんか音がしたり、明るく見えたりすると

「来た?」とほんまビビリまくり

そして、観客がいると、どんなワナしかけてる?と

これまたビビリながら…

暗闇から、大声で驚かせるヤツとか…

そんな中でも、とにかくバイクを

最初の受け持ち区間、226マイル

約362キロ走って渡さなきゃ…

2回目のピットへ入り、そこで日本人ライダーと出会い

目と目でご挨拶

ピットのメキシカンが「水いるか?バナナ食え」などと

サービスしてくれるので、バナナをちょこっと

その後も、トロフィートラックやバギーの恐怖と闘いながら…

ガレ場を上ってると、ライトが切れた

見えない、コケる

現地人が集まってきて、ライトで照らしてくれる

それを頼りに、原因を探す…発見!

ライトの球でなくてほんとよかった(予備もっとけよ~)

自分は手が自由に動かなくなっていたので

メキシカンに身振り手振りで指示を出す

うんうん、とうなずきながらやってくれるメキシカン

修復完了!

ジャパン?と聞かれたので「イエス
「ありがとう!」と

ハグしたいぐらいだったけど、先を急いだ(^_^;)

ガレ場の上りをやり過ごし…

なだらかな尾根を走ってる感じで…

そして、ギャップやジャンプを飛びながら走ってると

ふいにリアを跳ねられ、またギャップへ着地、次ジャンプ…

制御出来ません…飛ばされて、顔面から頭部、そして背中と強打

意識はあったので、すぐバイクを端へ…

息が出来なくてしばらくうずくまり…

そうしてると、逆からトロフィートラックが飛んで来る

逆走か?オレ間違ってるん?と…

単に転んで方向がわからなくなってただけでした(笑)

なんとか起き上がり、ヘルメットライトを探す

幸い、ヘルメットからぶらさがっていたので点灯させて

バイクチェック

サイレンサーエンドに石が食い込んでるぐらいで、あとはセーフみたい

砂だらけのヘルメットとゴーグルをふるい

スタートしようとした時、ヘルメットカメラがない

探すけど見当たらない…

一時あきらめかけた時に、トロフィートラックの

眩しいライトが照らした瞬間

キラっ

おーーーーっあった!

過ぎ去ったあと、記憶を頼りに無事に拾い上げてポケットへ

再スタート…



その頃から、霧が出てきて

ゴーグルが水滴で見えないし、シルトで膝まで埋まるし

と思ったら、ガレ場で、いつ飛ばされてコケるか…

指ワイパーも濡れてしまって、しょっちゅうやらないと

見えないし…

そんな中、GPSの表示がRM563に近づいてくる

国道へ出て、「サンイグナシオ」の標識を発見!

ホッした

まだしばらくあったけど(笑)

そして、BAJAピットの看板発見!

深夜12時あたり、飛び込むようにピットイン

給油してもらってると、みんなが来てくれて

僕はバイクから降りた

イスに座らせてくれて、鶏肉の入った鍋をもらった

どうやら、サンイグナシオのBAJAピット11で

鍋とかを佐野さんの奥さんとかが作ってくれててたみたい

ほんまチームに大感謝!

さらにうどんを2杯頂く(笑)

すぐに、TokyoBoyzの小野寺剛選手到着

僕の2時間後にピット7を出たのに…

ダートを70マイルで飛ばしてきたらしい

凄すぎですよ!TokyoBoyz!

西日本組は満木さん、TokyoBoyzは渡辺のび太くんが

相次いでスタート

ロレトのBAJAピット15を目指し230マイル!


スタートを見届け、撤収作業し

2台のバンはロレトへ先回り…


続く…予定(笑)